お待たせ致しました!
第5回 民族映像研究所作品、自主上映会のご案内です。
■この上映会の目的
姫田忠義監督により撮影された日本の伝承文化の映像を通して、
自然との共生や日本人の暮らしや霊性の歴史・・・そういうものを感じ、学び、共有したい!という思いからこの上映会は始まりました。
この上映会では、ただ観賞して終わりではなく、みんなでワイワイと食事をしたり、感想シェアも行います。
お一人でのご参加でも心配いりません!
とってもあったかな雰囲気の会です^^
■第5回目の上映作品は
『 からむしと麻」「竹縄(たけなわ)のさと」の2本立てで
お送りします♬
■タイムスケジュール
11月14日(月曜)
開場:18:00〜
挨拶:18:50〜
上映開始:19:00〜
第1部 『 からむしと麻」19:00〜19:55
第2部『竹縄(たけなわ)のさと』20:00〜20:36
休憩20:36~20:50
感想グループシェアタイム&食事タイム 20:50〜21:20
全体シェアタイム21:20〜21:50
終了22:00頃
■参加費:¥2000(軽食込み)
当日、現金支払い
■お申し込み方法
当イベントページの「参加予定」ボタンをクリックしていただくか、
以下
申し込みフォームよりお申し込みください。
■定員60名様
■軽食内容(予定です^^)
・けんちんうどん
・ぬか漬け
・他
■作品紹介
「からむしと麻」
1988/55分
『 魏 志 倭 人 伝 』 に 苧 麻( ち ょ ま ) の 名 で 記 さ れ て い る 、 衣 料 材 料 の カ ラ ム シ 。 同 じ よ う に 古 く か ら 利 用 さ れ て き た 麻 。 第二次大戦後、それらは急速に日本中から消えていった。福島県西部の山間地に位置する昭和村は、沖縄県宮古島と ともにただ2カ所のカラムシの生産地である。そして数少ない麻の生産地のひとつでもある。
カラムシは、イラクサ科の多年草であり、根の植え替えを5~6年に一度する。5月、太い直根から出る側根を切り、 移し植える。2年目以降の畑では、小満(こまん・立夏の半月後・5月20日頃)にカノ(焼畑)をする。芽の成育をそろえ、 害虫の卵を焼くためである。次に、畑の周りを茅の垣根で囲い、風で茎がふれあって、傷がつくのを防ぐ。7月下旬、 2mほどに成長したカラムシを刈り取る。その日に苧(お)引きできる量だけを刈る。苧引きとは、剝いだ表皮を苧引板 にのせてヒキゴとよぶ刃物で肉質部をそぎ、繊 維をとることをいう。とれた繊 維は家の中で干される。
麻は、クワ科の一年草。5月に種を播いて、8月下旬に刈り取る。刈り取り後、天日で乾燥する。彼岸頃にオツケ場 で 4 日 間 水 に 漬 け て 柔 ら か くし 、 表 皮 を 剝 ぎ 、 さ ら に 水 に 漬 け て か ら 苧 引 き を し 干 さ れ る 。 こ の 後 、 米 糠 の 汁 で 煮 て 手 でもみ、床に叩きつけていく。ここまでの作業が、カラムシと麻では異なる。
冬 、 糸 を 作 り 、 布 を 織 る 。 ま ず 苧 う み 。 繊 維 を 爪 で 細 くさ き 、 唾 で し め ら せ な が ら 長 くつ な い で い く 。 こ れ に 糸 車 で 縒りをかけ、糸にする。次に糸ノベ。1反分の長さの経糸を必要な本数だけ数えとる。経糸をオサに通し、機にかけて織る。 機は地機である。
昭 和 村 の 人 は 、 カ ラ ム シ に は「 キ ラ が あ る 」 と 言 う 。 き ら め き の 意 味 で 、 光 沢 の こ と を い う 。 透 け る ほ ど 繊 細 に 織 ら れ る 新 潟 県 の 越 後 上 布 の 材 料 は こ の カ ラム シ で 、 昭 和 村 は そ の 供 給 地 で あ っ た 。
■「竹縄(たけなわ)のさと」
詳細
1979年/36分/
埼玉県秩父郡東秩父村御堂荻平
文部省選定
(作品解説)
東秩父村は秩父山地の東側にある集落で、昭和20年代まで盛んに竹縄が作られていた。その経験者、関根ヒロさんと若林チョウさんを中心に、萩平の人々によって行われた竹縄作りと、その多様な利用法の記録である。
竹縄は丈夫で弾力性にとみ、また水に強い。東秩父村で作られた竹痛は、東北地方南部一帯から関東地方一円にかけて用いられてきた。竹縄にはマダケとハチクを用いる。萩平の人々は、米のとぎ汁や煮た大豆をまいて竹林を大切に育ててきた。竹伐り旬(最も適した竹が得られる期間)は、7月末から8月初めに3日間ほどしかない。この間に新子(その年に生えた竹)を伐り、火にあぶって油抜きをし、細く小割りにする。そして乾かして、秋まで火棚の上や屋根裏に保存する。
縄にする作業は秋から翌年春までの農閑期に行う。沢の水をせきとめて作った竹シテ場に、小割りした竹を1週間漬けて柔らかくする。
柔らかくなった竹の表皮を剥ぐ。次に「竹ヘギ」、肉質部を0.5㎜ぐらぃに薄く剥ぐ。肉の厚い竹で12枚、薄いもので6枚くらいに剥ぐ。「縄縒り」、縒りをかけながら長くつないでいく。縒った縄はクモデに巻きとる。「縄ブチ」、クモデを使って縒った縄をさらに3本縒りにする。そして、縒りかけ機で縒りをしめ、「コスリ」をして縄目をつぶす。
竹縄には、その特徴を生かしてさまざまな利用法があった。屋根材や蚕棚の結束、井戸の釣瓶縄、足洗い下駄の鼻緒、自在鉤の結束、牛馬のくつわ、まつりの山車の土台の結束などである。また秩父地方では、死者の棺をになうとき、必ず竹縄を1本使わなければならないとされていた。
秩父の山村の人々にとって、竹縄は日常生活になくてはならないものであると同時に、生活の糧を得る重要な手段でもあった。
■会場について
会場は映画館ではなくビルの一スペースを利用しています。
通称『神田基地』のあるビルは、内神田1番レトロなビルです。
ですが、とても頑丈なのでご安心を!
エレベーターも5人乗りと小さいので、足腰が丈夫な方やダイエットをされたい方は、ぜひ階段をご利用ください(^^)
■会場への行き方
JR神田駅西口を出て、左斜め方向へ
(右折、正面(商店街入り口)、左斜め方向、左折、とあります)
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フグ屋さんの角を大通り沿いに右折
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大通り沿いを直進
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ホルモンセンターの前の横断歩道を渡る
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正面にレンガ色とコンクリート壁面のビルがあり、
コンクリート壁面のビルの方が会場の平沢ビルです。
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ビルの向かって右横に入り口がありますので
エレベーターで6階までお越しください。
ビルは内神田一番のレトロなビルですが
3,11の時にも周りの方々が逃げ込んで来たほど
丈夫なビルです^^
エレベーターは5人乗りですので、
混雑時には、体力のある方、足腰の丈夫な方
ダイエットされたい方は階段でお越しください^^
◆主催:しあわせリンク協会
しあわせリンクの目的
『すべてのいのちの調和のために』
それぞれの出来ることを持ち寄り
協力し合うことで、
しあわせの輪をつなぎ
しあわせな和を広げていくための活動をしています。
公式サイト
公式ブログ
http://shiawaselink.com/blog