お待たせ致しました!
第3回自主上映会のご案内です。
◆この上映会の目的は
姫田忠義監督により撮影された日本の伝承文化の映像を通して、いかに自然と一体化して生きるか、そこに深い精神性や本物のスピリチュアルが存在するのでは?
それを感じたい、学びたい
そんな思いからこの上映会は始まりました。
この上映会では、ただ観賞して終わりではなく、みんなでワイワイと食事をしたり、感想シェアも行います。
お一人でのご参加でも心配いりません!
とってもあったかな雰囲気の会です。
●前回の様子です。
(プライバシー保護の為ぼかしています。
◆第3回目の上映作品は
『山に生きるまつり』と 「諸鈍シバヤ」です。
◆作品詳細
第1部『 山に生きるまつり 』
1970年/38分/宮崎県西都市銀鏡(しろみ)
(解説)
宮崎県の山村、銀鏡(しろみ)の銀鏡神社では、厳粛に霜月(旧暦11月)のまつりが行われる。そこで行われる33番の神楽は古風な山の文化を伝えており、1977年には国の重要無形民俗文化財に指定されている。
銀鏡のある米良(めら)山地地帯は、焼畑・狩猟を生活の基本としてきた。近年は12月12日から16日にかけて行われている、この霜月まつりにも、狩猟文化が色濃く反映している。まつりに先立って狩ったイノシシの首を神楽の場に安置し、その前で夜を徹して神楽を行うのである。
12月14日の朝、神社境内に設けられた神楽の場(神屋・こうや)に「おしめ」が立てられる。おしめは神の依代である。 その下には、荒御霊(あらみたま)であるイノシシ、和御霊(にぎみたま)である米、餅などが安置される。そして、各集落からお面様(神面・しんめん)を捧げた行列が集まる。お面様がそろわないと、まつりは始まらない。
夜に入ると神楽が始まり、翌日午前10時頃まで行われる。舞うのは祝人(ほうり)。草分けの家を中心にした旧家の人々で、世襲である。村の男女が歌を掛け合う神楽囃子は、古代の歌垣を思わせる。
神楽は三つの大きい構成要素をもっている。一つは神々の降臨を願う神楽。面をつけないで舞われる。二つ目は真夜中から夜明けにかけて行われる、神々の降臨の神楽。神楽をつけた神楽である。三つ目は、夜明け以降に行われるもの。ずり面とよばれるリアルな面をつけ、ユーモラスな所作で生命の誕生や作物の豊穣をあらわす。なかでも30番目のシシトギリの神楽は、古風な狩人の装束をつけた二神が、シシ狩の所作をする。「とぎる」とは足跡を追うという意味である。
このまつり最後の日、16日朝、銀鏡川の岩場を祭場としてシシバまつりが行われる。イノシシの左耳の肉片7切れを 串にさした七切れ肴を神に供え、その年に獲れた獣の霊を慰めるとともに、これから始まる狩りの豊饒を願うのである。
第2部「諸鈍シバヤ」1977 年作品・40 分
撮影地 鹿児島県大島郡瀬戸内町諸鈍
鹿児島県大島郡瀬戸内町企画/民族文化映像研究所製作
国指定重要民俗文化財
かつて日本と琉球を結ぶ海上交通路の要衝だった諸鈍は、奄美大島の南、加計呂麻島の東南端部に位置し、「諸鈍長浜に打ちゃげ引く波や諸鈍ミヤラビの目笑歯口」と琉球歌にもうたわれた美しい白砂の浜や巨大なデイゴ並木をもつ静かな集落。
日本内地の芸能と琉球古来の神遊びや祭式舞踊がルーツの村踊りや村芝居などが伝播し、奄美特有の感性豊かな民俗芸能「シバヤ」として開花している。
手踊り、狂言風のパントマイム、人形芝居など11演目が上演される「諸鈍シバヤ」を記録したこのフィルムは、奄美が南海の離島ではなく、日本や琉球、アジア大陸とつながりながら独自の文化を育んで来た事実をあきらかにしようとした映像である。
◆タイムスケジュール
開場:18:00〜 ウエルカムそば汁付き
挨拶:18:50〜
上映開始:19:00~
第1部 「山に生きるまつり 」
休憩&軽食:19:50~20:20
宮崎の郷土料理そば汁と他少々をご用意させて頂きます。
第2部「諸鈍シバヤ」20:20~21:00
休憩21:00~21:10
感想シェアタイム21:10〜21:40
◆参加費:寄付制
◆会場は映画館ではなくビルの一スペースを利用しています。
通称『神田基地』のあるビルは、
内神田1番レトロなビルです。
ですが、とても頑丈なのでご安心を!
エレベーターも4人乗りと小さいので、足腰が丈夫な方やダイエットをされたい方は、ぜひ階段をご利用ください(^^)
◆主催:しあわせリンク協会
しあわせリンクの目的
『すべてのいのちの調和のために』
それぞれの才能を持ち寄り活動を展開する会です。